IPアドレスとプライバシーは「どこまで別問題」なのか
IPアドレスは、通信の入口を識別する手がかりになり得ます。そのため「IPアドレスを変える=プライバシーが万全」と考えやすいのですが、実際には追跡や識別は複数の要素で起こります。Cookie、ログイン状態、端末固有の情報、検索・閲覧の行動、通信のタイミングなどが組み合わさると、IPが見えにくくなっても完全に切り離せるとは限りません。初心者の方は、まず「IPを扱うこと」と「プライバシー全体を成立させること」を分けて考えるのが安全です。
仕組みの理解:何が変わり、何が残るか
一般に、VPNなどの仕組みは、端末からの通信経路を別経路で扱うことで、外部から見える情報の一部(少なくとも“接続元として見えるIP”の扱い)を変えることを狙います。
