まず避けたい誤り:前提を置かずに結論だけ考える
脅威モデルは、「誰が」「何を」「どの条件で」「どこまで」推定し、対策の効果を評価するための整理です。初心者が陥りがちなのは、守りたいもの(目的)や攻撃者の想定(能力・手段)、成立する条件(ネット環境・端末状態・運用)を決めないまま、対策の“結果”だけを期待してしまうことです。
たとえば「安全」「プライバシー」を一語で扱うと、評価軸が曖昧になり、対策がどこで効き、どこから効かないかを見落とします。まずは、あなたにとっての“失いたくない状態”と“起きたら困ること”を具体化してください。
脅威モデルの基本:動作条件と限界をセットで考える
脅威モデルを機能させるには、動作条件(前提)を明示し、その条件が崩れたときの影響を考える必要があります。初心者が避けるべき誤りは、次のような考え方です。
- 万能視:「これを使えば安全」といった発想。
