VPNをスマホ・タブレットで使う全体像
スマートフォンやタブレットでVPNを設定すると、端末とVPNの間の通信経路がVPN経由になります。目的は、社内や組織が求める接続要件を満たすこと、または自分のネットワーク環境に応じて通信の扱いを統一することです。具体的な手順は、(1) VPNアプリで設定する方式と、(2) 端末の「VPN」機能に手動で登録する方式のどちらかで変わります。
まずは、自分が使うVPNが「アプリで完結するタイプ」なのか「接続情報(サーバー名など)を手動で入力するタイプ」なのかを整理してください。ここが曖昧だと、同じ用語でも入力場所や項目名が合わず、設定がうまく進みません。
設定の進め方(アプリ方式と手動方式)
アプリ方式
VPN提供側のアプリがある場合は、アプリ内の指示に従ってログインや接続開始を行うことが一般的です。設定情報の入力がアプリに内包されるため、端末側で迷う項目が少なくなります。
手動方式(端末のVPN設定へ登録)
手動方式では、端末の「設定」から「ネットワークとインターネット」や「VPN」などの項目を開き、VPNを追加します。その際に求められるのは、通常は次のような種類の情報です。
- 接続先を示す情報(サーバー名やアドレス)
- 認証に必要な情報(ユーザー名やパスワードなど)
- 接続方式(プロトコルの種類)
- 必要に応じて、詳細設定(ドメインや共有鍵など)
入力項目は端末の種類やVPN方式によって名称が違います。重要なのは、提供元が提示する「入力すべき項目」と「端末に表示される項目名」を対応させることです。数値や文字列は誤りやすいので、コピーペーストができる環境なら活用し、できない場合は大文字小文字や記号を慎重に確認してください。
