定義:ホストベースのファイアウォールとは

ホストベースのファイアウォールは、ネットワーク機器ではなく「端末(ホスト)」の上で動作し、端末が行う通信を監視して制御する仕組みです。一般に、通信の特徴を見てあらかじめ設定されたルールに一致するかを判定し、条件に合えば通過させ、合わなければ遮断します。\

仕組み:通信の判定フロー

ホストベースのファイアウォールは、基本的に次の流れで動作します。

  1. 端末が通信を開始しようとすると、その通信(送信先やポートなど)が評価対象になります。
  2. ルールが「どの通信を許可し、どの通信を拒否するか」を定義します。
  3. ファイアウォールは、通信に含まれる情報(例:送信元/宛先、プロトコル、ポート、通信の方向、接続状態など)を使ってルール照合を行います。
  4. 一致した結果に応じて、許可・拒否・必要に応じた制限が適用されます。
  5. 接続の確立後は、同一セッションに関する扱いや、関連する通信(既存接続に付随するもの)をルールに従って継続管理します。
    なお、ルールの優先順位(どのルールが先に適用されるか)や、状態をどう扱うかは実装や設定方式によって変わります。ここは環境ごとに確認が必要です。