ポートフォワーディングとは何か
ポートフォワーディングは、ルーターに入ってきた通信のうち「特定の宛先ポート(例:外部からのTCP 8080など)」を、ルーター配下の別の端末(LAN内のIPアドレス)へ転送する機能です。これにより、外部ネットワークから見た接続先と、内部で実際に処理する端末を対応づけられます。
なお、実際の到達可否は、回線側・ルーターの設定・LAN側端末のサービス待受状態・ファイアウォールなど複数要因で変わります。設定どおりでも必ず成功するとは限りません。
仕組みを「宛先IP」「転送ポート」「プロトコル」で整理する
設定で決める中心は次の3点です。 1つ目は「宛先(転送先)」。通常は、LAN内の端末のIPアドレスを指定します。端末のIPが変わると転送先がずれるため、できれば固定IPにするか、少なくともその端末が常に同じIPになる状態にします。 2つ目は「転送する外部ポート」。外部からアクセスされたいポート番号を指定します。 3つ目は「プロトコル(TCP/UDPなど)」。同じ番号でもTCPとUDPで挙動が異なるため、転送先で待ち受けしているプロトコルに合わせます。
設定の基本手順(管理画面で確認する観点)
ルーターの管理画面には「NAT」「仮想サーバ」「ポート転送」「転送ルール」などの名称で表示されることがあります。構成が多少違っても、確認観点は共通です。
まず、ポートフォワーディングの画面を開き、転送ルールを追加します。 その際に、外部側のポート番号、プロトコル、転送先IP(LAN内端末のIP)を指定します。 次に、LAN内端末側がそのポートでサービスを待ち受けしているか確認します。 ここが未設定だと、転送しても通信を受けられません。 最後に、ルーター側のファイアウォールやセキュリティ設定が転送通信を妨げていないか確認します。
