まず前提:完全に「追跡なし」は難しい
「追跡」という言葉には、位置情報の取得・保存・利用(履歴)・広告や解析への活用など複数の意味が含まれます。現実には、位置情報をゼロにするか、記録・利用をどこまで抑えるかの調整になります。したがって目標は「完全に追跡されないこと」ではなく、「位置情報の取得と記録の影響を最小化すること」と捉えるのが安全です。
影響を左右する仕組み(全体像)
地図アプリが位置情報を使うには、通常、端末の位置情報(GPS、Wi-Fi、モバイル回線など)と、アプリが位置情報へアクセスする権限の2つが関わります。さらに、履歴やタイムラインのように、取得した情報を後から見返せる形で保持する仕組みがある場合、ここも設定で変えられることがあります。
端末側でできる対策:位置情報の扱いを絞る
最初に確認したいのは、端末の「位置情報」そのものと、アプリごとの権限です。
- 位置情報サービスをオフにできる場合は、地図機能を使わない時間帯はオフを検討します。
- アプリ権限が「常に許可」になっているなら、「使用中のみ」や「毎回確認」に切り替えると、取得のタイミングを限定できます。
- Wi-Fiやモバイル回線の位置推定が有効なままだと、GPSがなくても位置が推定されることがあります。どこまでを許すかは、端末設定で調整可能です。
※画面名や項目名は端末の種類・OSのバージョンで多少異なるため、「位置情報」「プライバシー」「アプリの権限」周辺を手がかりに探してください。
Googleマップ側の対策:履歴と位置の保存を見直す
次に、Googleマップ側の設定で「位置情報を保存する機能」に関する項目を確認します。 たとえば、位置履歴やタイムラインのような、後から行動履歴を参照できる機能は、オンになっていると記録の影響が残りやすくなります。
