まず結論:目的が違う

ポートフォワーディングとVPNは、同じ「インターネット越しの通信」に関わりながら、狙いが異なります。ポートフォワーディングは、外部から到達させたい相手(例:自宅の特定サービス)に対して、ルータ側で通信を振り分ける仕組みです。一方VPNは、端末どうしや拠点間の通信を、仮想的なネットワーク経路として扱えるようにする仕組みで、主にアクセスの“経路”を切り替える考え方です。

そのため「外から特定のサービスを使わせたい」ならポートフォワーディング、「外から自分の端末や社内ネットワークを安全に利用したい」ならVPNが候補になります。ただし、どちらも万能ではありません。どちらを選ぶかは、公開範囲・必要な接続形態・運用管理の負担で決まります。