IPv4とは何か
IPv4(Internet Protocol version 4)は、インターネット上で機器を識別するための「IPアドレス」を扱う通信規約(プロトコル)の一つです。IPアドレスは住所のような役割を持ち、送信元と宛先を区別してデータの行き先を決める手がかりになります。
重要なのは、IPv4が「インターネット接続の土台として働く仕組み」だという点です。Webサイトの閲覧やメール送受信など、さまざまな通信が最終的にIPアドレスを使った到達先の特定に関わります。
IPv4がインターネット接続で重要な理由
インターネットは、ネットワークをまたいでデータを届ける必要があります。そのとき、どの端末に向けて送るかを示すのがIPアドレスです。IPv4では、この住所に相当する情報が32ビットで表され、典型的には「0〜255の数を4つ並べた形」で運用されます。
通信の流れをイメージすると、次のようになります。
- 端末が宛先(相手)のIPアドレスをもとに通信を開始する
- ルーターなどが、宛先に到達するための経路(どの方向へ転送するか)を判断する
- データが途中のネットワークを経由して、宛先側の端末に届く
この「宛先を示す」「経路を判断する」部分でIPv4が機能するため、インターネット接続の仕組みを理解するうえで欠かせません。
IPv4の仕組み(簡単なモデル)
IPv4では、基本的にパケット(データのかたまり)を単位として通信します。パケットには、最低限として次の情報が含まれるのが一般的です。
- 送信元のIPアドレス
- 宛先のIPアドレス
- そのほかの制御やデータのための項目
端末やネットワーク機器は、この情報を手がかりに「このパケットをどこへ送ればよいか」を判断します。
